小さな子どもが飽きずに楽しく過ごすために、商業施設や医療機関等に設置されている小さな子どもとその保護者のためのスペースです。

いま、あらゆる業種において、ファミリー層対策として店舗に「キッズコーナー」を作ることが増えています。キッズコーナーが充実している店が業績を伸ばしている傾向にあるからです。

市販のDVDをキッズコーナーで上映することが違法上映だからです。

一般に市販またはレンタル店で貸出されている DVD などの映画ソフトは、家庭内視聴を目的に頒布（販売またはレンタル）されています。

家庭内視聴の範囲を超える利用については、事前に映画会社など権利者から許諾を得ることが必要です。「違法上映」を行った場合、権利者専有の権利である「上映権」を 侵害したものとなります。

このような理由もあり、店舗でDVDを上映するためには「業務用のDVD」である必要があります。

業務用DVDには大きく分けて2種類があり、ひとつはいわゆる子供向け映画などの長編を「業務用」として権利元から許諾を取り貸し出しているもの。

もうひとつは、短編アニメをたくさん1枚のDVDにまとめて収録して1か月間の「業務用許諾」を得ているもの、となります。

弊社の「キッズコーナーDVD」は後者となり、毎月短編アニメをまとめたDVDを契約店舗にお送りし上映頂いています。

この「短編集」というものが、店舗や医療機関の待合室に使いやすいということがあり、キッズコーナー設置の店舗に多く選ばれ、使われています。

キッズコーナーDVDは、先に説明の通り「短編集」です。

たくさんの作品が収録されているため、この作品の合間に企業様のプロモーション映像を収録することが可能となっています。

キッズコーナーという「待ち時間」が長い場所で使われるDVDのため、映像の注視率が非常に高く、比較的長尺の映像もしっかり見られる傾向にあります。

キッズコーナーというのは店舗の中でも特殊な場所のため、利用者は未就学児とその保護者に限られます。

「対象者以外の人がいない」、ということが一番の特徴でもあります。

DVDというメディアの特性から、現在多くの広告メディアで使われるデジタルデータの取得はできませんが、利用者（映像の視聴者）はしっかりとセグメントできています。

ターゲット層も明確ですが、子どもと保護者が一緒に見る「映像メディア」というとても稀な媒体です。

子供向け映像プロモーションにはYoutubeを活用されている企業も多いと思いますが、収録作品（有名アニメなど）、放映場所（医療機関や優良店）など、プロモーション環境として不安のない媒体となります。

DVDは「普通のテレビ」で上映されていますので、映像を見る人からは地上波等のテレビ番組を見ている感覚となります。